プランナー|観光

ホーム >  これからの方向性 >  観光 >  プランナー

事業計画 プランナー

1.事業名称

創造性豊かな中核的ツアープランナー育成プロジェクト

2.職域プロジェクトの名称

中核的ツアープランナー育成プロジェクト

関係するコンソーシアムの名称

観光コンソーシアム

3.分野名

観光

4.代表機関

代表法人

法人名 学校法人 大岡学園
学校名 ビジネス専門学校キャリアカレッジ但馬
所在地 〒668-0065
兵庫県豊岡市戸牧500-3

5.産学官連携コンソーシアム又は職域プロジェクトの構成員・構成機関等

(1)構成機関

構成機関(学校・団体・機関等)の名称役割等都道府県名
1 ビジネス専門学校キャリアカレッジ但馬 総括・ブログラム開発 兵庫県
2 成美大学 プログラム開発 京都府
3 兵庫県立大学 プログラム開発 兵庫県
4 ECC国際外語専門学校 プログラム開発 大阪府
5 国際観光専門学校 名古屋校 プログラム開発 愛知県
6 大育情報ビジネス専門学校 プログラム開発・実証講座 沖縄県
7 広島外語専門学校 プログラム開発 広島県
8 サフィールホテルズ㈱ 企業連携 東京都
9 日本旅行代理店㈱スカイウェイ 企業連携 兵庫県
10 ㈲リボーン<エコツーリズム・ネットワーク> 企業連携・地域連携 東京都
11 兵庫県国際交流協会 地域連携 兵庫県
12 沖縄国際大学 助言 沖縄県
13 国際交流センター「地球村」 講師派遣 兵庫県
14 NPO法人日本ケアフィットサービス協会 講師派遣 大阪府

(2)協力者等

氏名所属・職名役割等都道府県名
壱 岐 健一郎 エコツーリズム・プロデューサー 助言・講師派遣 東京都
西 村   肇 但馬観光協議会会長 助言<観光カリスマ> 兵庫県
藤 本 鉄 郎 豊岡医師会副会長 助言 兵庫県
石 森 秀 三 北海道大学 観光学高等研究センター長 助言 北海道
矢 島 正 枝 成美大学 経営情報学部観光コース 教授 助言 京都府
先 山   徹 兵庫県立大学 自然環境科学研究所 准教授 助言 兵庫県
喜 山 光 子 NPO法人日本ケアフィットサービス協会 助言・講師派遣 大阪府
東恩納 盛 雄 ラグナガーデンホテル前総支配人 助言 東京都
栗 原 寛 隆 オホーツク社会福祉専門学校 理事長 助言 北海道
加 藤 茂 昭 高田経理学校 校長 助言 奈良県
上 野 洋 司 NPO法人知床斜里町観光協会 会長 助言 北海道
安 里 繁 信 ㈶沖縄観光コンベンションビューロー  視察調査・助言 沖縄県
石 本 秀 紀 社団法人広島県観光連盟 専務理事 助言 広島県
長 嶋 秀 孝 社団法人日本観光振興協会 常務理事 助言 東京都

6.事業の内容等

(1)事業の概要

本事業は、平成23年12月24日に閣議決定された「日本再生の基本計画」の中に記載されている観光振興と関連づけ、地域の観光資源を活用し、外国人、高齢者、障がい者等の来客者の特性を理解し、多用な目的、ニーズに対応できる地域に密着型のツアープランナーの育成を図ることを目的とした職域プロジェクトである。

観光立国を目指すわが国において、地域の活性化にも結びつく、観光資源を活用したツアープランナーを育成するためのスキルは、観光業界入社後の経験から得た知識や技術が殆どで、初期段階からプロになるまでのロードマップや教育設計は未だ十分に確立されているとはいえない。

今回のプロジェクトは、ツアープランナーのエントリーレベルからプロに至るまでのロードマップを設計する。また、外国人、高齢者、障がい者等を対象としたオリジナルツアーを設計できる人材を中核的専門人材と位置づけ、到達目標、スキルセット、カリキュラム等について調査研究する。さらに、訪日旅行者や障がい者等を対象とした安全・安心な旅行設計を行うための専門的な知識を身につけるための教材を開発し、検証を行う。

今回のプロジェクトを通じて、地域に密着し、観光分野に必要とされるグローバルな視点を有した創造性豊かな中核的ツアープランナ-を育成する教育プログラムを構築し、実践的な中核専門人材を養成する仕組みを整え、将来的には、学習しやすい環境整備を目指すものとする。

(2)事業の内容について

本事業は、豊かな創造性を持つ中核的ツアープランナー(外国人、高齢者、障がい者等を対象とするオリジナルツアープラン)となるために必要となるスキルを構築し、カリキュラム、シラバスを調査研究する。また、特に旅行者の特性を理解した専門教材は体系的に確立されていないための教材を開発し、当校および本事業に参画する学校で検証を行う。

なお、教材作成に当たり、学生に対して興味深く、日本でも代表的な観光地となる世界遺産をテーマにして、楽しく学び続けられる教材を作成するよう配慮する。

具体的な取組み

1.創造性豊かなツアープランナー育成のためのスキルの確立

旅行業に関する基本的な教育(基礎学習、専門学習、演習)の上で、来客者の特性(高齢者、障がい者、外国人等)に対応でき、多様な目的に対応できる中核的専門人材を育成するために必要なスキルおよびその到達目標を確立する。

2.スキルに応じたカリキュラムとシラバスの構築

レベルに応じたスキルの確立と共に、専門学校、大学等でのカリキュラムやシラバスを調査、分析し、専門的中核人材の育成に役立つカリキュラムやシラバスを構築する。また、本プロジェクトは、今後のe-ラーニング化や社会人に対する短期教育プログラムの構築、単位認定・履修認定等へつなげて行くために時間型モジュール形式のカリキュラムとして開発する。

  • 実施時期 平成24年11月~12月
  • 対 象   観光分野を有する大学や専門学校等
  • 方 法   専門学校及び大学等に対するアンケート調査、文献、インターネットによる情報収集

3.教材開発に関する実態調査

今回のプロジェクトでは、実践的かつ楽しく・分かりやすい教材開発を行うために世界遺産をモデル地区として題材とする。このため、ユニバーサルデザイン、グローバルデザイン、ノーマライゼーション等の現地実態調査を行い、必要な要因を分析する。

  • 実施時期  平成24年10月~11月
  • 調査方法  視察ヒアリング、電話ヒアリング
  • 対 象   現地資源、世界遺産を有する観光協会、行政等 計1地域
          電話ヒアリング 北海道、広島 計2地域

4.実証講座

今回のプロジェクトで中核的ツアープランナーに必要なスキルを確立し、レベルに応じたカリキュラムとシラバスを構築し、外国人を対象とした教材と高齢者及び障がい者を対象とした教材2冊を作成し、下記の実証講座を行い、検証を行い、より実践的な内容を構築する。

  • 実施時期  平成25年1月~25年2月
  • 実証校    大育情報ビジネス専門学校 18時間(3日間コース)

5.達成目標と評価指標の確立

中核的ツアープランナーに必要なスキルを評価するための評価指標を調査研究する。

評価指標は、単にペーパーテストで知識を問う形式ではなく、企画した旅行をプランを実際に検証する等の方法も取り入れて実践的なものとする。

6.成果報告会

事業の成果を報告するために成果報告会を開催する。

  • 実施場所 豊岡
  • 実施時期 平成25年3月
スケジュール表
内容7月8月9月10月11月12月1月2月3月備考
実施委員会             3回
プログラム開発             3回
スキル    
 
          スキルの確立
カリキュラム・シラバス調査        
 
      教育機関等へアンケート
視察調査      
 
        1箇所(沖縄)
実証講座            
 
  1回 沖縄
成果報告会                 1回 豊岡

(3)事業の実施意義や必要性について

① 当該分野における人材需要等の状況、それを踏まえた事業の実施意義

観光立国を目指すわが国にとって、観光に関わる人材育成は非常に重要であるが、中でも多様化する旅行の企画を行うプランナーは、異文化理解や他言語使用等の一層の専門知識を有することが求められる。

今回のプロジェクトでは、中核的ツアープランナーの育成を図るためのモデル地域として、世界遺産を取り上げている。

旅行業においても、従来の大手企業によるツアー企画、団体旅行から、景気状況の停滞やインターネット社会を反映し、個人でのツアー予約が多くなっており、ツアーの多様化が指摘されている。その一方で、地域の観光資源を活用したツアーは未だ十分に計画されておらず、今回の中核的ツアープランナーを育成することにより、高齢者、障がい者、外国人等来客者の特性に対応し、エコやグリーン、文化など多様なニーズに対応したツアーを企画し、来客数の増加に結びつけることが可能であると推察される。又、来客数の増加は、地域経済の波及効果を促すものであり、地域活性化にむすびつくものと思われる。

② 上記(2)の取組が求められている状況、本事業により推進する必要性

観光分野における人材育成は、従来の教育機関において、語学やビジネスマナー、旅行業法など基本的な知識の修得を行ない、実践的な取組みは、就労後の企業において、経験値において行なわれていることが多く、新たな学習を行なう機会は非常に少ない。

また、多くのツアーが大手旅行社におけるパッケージが多い現状にもあり、今回のプロジェクトで、観光業に関わる地域に密着した中核的ツアープランナーの育成に関する教育プログラムが確立することにより、地域の活性化も期待される。

高齢者、障がい者、外国人等来客者への対応を理解し、エコやグリーンなど新たな視点でのツアーを構築することにより、地域の観光資源の活性化に寄与するものと思われる。

また、観光庁が行っている地域人材育成や厚生労働省の旅行業の人材評価基準等と今回のプロジェクトが開発するカリキュラムや評価基準等の関係性を明確化する事により、「キャリア段位」や「日本版職業能力評価制度」の構築につながる事も期待される。

さらに、観光業は、語学、旅行業法、ビジネスマナーなどの基本的な知識や専門的な教育機関での学習は重要であるが、就職後の経験が非常に重要な分野でもあることから、今回のプロジェクトで構築された学習ユニットについて、e-ラーニングなど新たな学習システムとの連動とも期待される。

(4)事業の実施計画について (連携体制、工程、普及方策、期待される活動指標(アウトプット)・成果目標及び成果実績(アウトカム)等)

連携体制

観光分野における必要な中核的専門人材について、昨年度の成果報告書において旅行関連プランナーが必要であると指摘されており、観光分野コンソーシアムとの連携において、シニアツアープランナーの育成を図るものとする。

今回の職域プロジェクトでは、専門学校、大学や専門家、旅行会社で組織し、各地域の観光協会と連携して体制を整備するものとする。

普及方策

本事業における成果は、報告書として取りまとめると共に、全国の関連分野の学科を設置する学校192校、関係する観光協会及び都道府県観光協会65ヶ所に配布し、普及と活用を推進する。

事業成果をより多くの人に活用していただくために、ホームページを開設し、観光分野コンソーシアムと連携し、情報公開を行なうものとする。

期待される活動指標(アウトプット)

今回のプロジェクトを通じて、中核的ツアープランナー育成のために必要なスキルやレベルを確立し、カリキュラムやシラバスなど教育プログラム。

○エントリーレベルからプロツアープランナーになるまでのパスを表現したロードマップ

○中核的ツアープランナー育成のためのカリキュラム・シラバス

○世界遺産をモデル地域にした中核的ツアープランナー育成のための専門知識を習得するための教材。

○今回のプロジェクトとしての職業教育評価モデル。なお、キャリア段位、ジョブカードとの連動を配慮した評価モデルとする。

成果目標及び成果実績(アウトカム)

○ シニアツアープランナーの育成に関わる実証講座を1ヶ所(20名×1箇所)で行い、教育カリキュラム開発に寄与する。

○ 高齢者、障がい者、外国人を対象に、世界遺産のモデルプランを策定する。

(5)事業終了後の方針について

本事業を終えた後の普及方策として関係する教育機関(専修学校、大学等)で継続的な教育を行い、将来的には専修学校や高等学校、短期大学、大学にも利用可能なカリキュラムとすることや習得した単位を正規課程の単位として取り扱うこと等も検討することとしたい。

また、本事業は次年度以降も継続する事を検討しており、今後の課題として、働きながら学ぶモジュール型の新たな学習システムを構築し、アクセスしやすい教育環境を構築することを目指すこととする。

さらに、本プロジェクトは、訪日外国人を受け入れるに中核的ツアープランナー育成の調査・研究・開発を行う事としており、グローバル専門人材育成にもつながる事と考え、文部科学省のグローバル人材推進推進会議の最終報告とも関連づけたプロジェクトとしていくこととしたい。

成果物